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cafeロジウラのマタハリの日々

名古屋駅西にある隠れ家的な小さなカフェ、cafeロジウラのマタハリ春光乍洩です。2001年7月から営業しています。 http://cafematahari.com

ただいま、キラッキラ系☆

今朝、いつもの、質素な朝食を食べ終えた武田が、

「うまいー!

生きてることは喜びだねッ☆」

と思い切りキラキラした発言をてらいもなくブチかましました!

「ちょっ、どしたの・・・?」

と聞くと、

「だって、生きてるってことは毎日食べて、うまいなあって思って、そういう喜びに満ちてるでしょー☆☆」

うおおおお、眩しい。眩しいぞ、武田のくせに!!

 

マタハリはこの先いくつかのライブが決まりつつあります。今のところ、4月頃までのお話を頂いてます。

「ライブの予定が入ってくって、

未来と約束してる感じがするね☆」

うおおおおおおおー、またまた飛び出しましたキラキラ発言が!!

しかし、このキラキラした思いも、またしばらくするといろいろ、ダルいだの疲れただのサボりたいだのメンドクサイだのいろんな気持ちにまみれて、泥んこにまみれていくのでしょうが、それもまた生きているということか。

 

昨日はお昼も夜も、いつもの方、お久しぶりの方、初めての方、いろんな方にお会いできて嬉しかったです。たくさんのいろんなお言葉も頂戴しました。

特に、ご自身や身内の方に脳梗塞などの経験がある方たちは、今回何よりも心配してくださったのだなということがよくわかりました。さっき、「生きてることは喜び」と書きましたが、誰しも平等に訪れる「死」なのですが、それでも死は人を傷つけるのだということを今回もまた思い知りました。ご身内の死について仕方なかったのだという思いと共にある悔恨、寂しさ、いろんな気持ちで残された人は多少なりとも傷つくのです。私もよく知っている感情です。

生も死もすべてその人個人のものなのですが、それでもいろんな人の思いの粒子のようなものが、その人の生の何割かを占めているのかもしれない・・・ということを思った昨日の夜でした。

さて。今日も皆様のご来店を心よりお待ちしておりますね!

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今日から通常通りの営業です。

今日から、時間通りに開店です!

 

マタハリに午後以降しかいらっしゃらないお客様には、うちの近所の朝の風景が全然違っていることをご存じないと思います。うちの周囲は明け方からお昼ごろまでは古くからある椿町市場なのです。昨日も一度ご挨拶に回ったのですが、今朝も八百屋さん、果物屋さん、お肉屋さん、お向かいのラーメン屋さんから「今日からだね!無理しないようにね!」と暖かい言葉をかけていただきました。嬉しかったです。

先週の急なお休みで、特にランチタイムの常連のお客様たちにご迷惑をおかけしたと思いますので、ほんの心ばかりの小さなチョコレート。そして、今回の武田がなった「慢性硬膜下血腫」はどんな病気でどんなふうに発見したかということを少しでもどなたかにシェアできればと思い、この体験をしたためた紙を同封しました。

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武田は以前みたいに仕込みながらおかしな鼻歌を歌っています。でも手術前の1週間はとてもそんな状態にはありませんでした。久々の変な鼻歌にも感動です。

今、私たちは絶賛「生きてて良かった祭り」開催中でして、家でお鍋を食べても、夕陽を見ても、「あー、生きてて良かったー!」と言っております。

それでは。

今日からまた日常です!

2日(金)より通常営業です!

今日は店に行って仕込みや明日の準備などしてまいりました。

11月21日の緊急手術と入院のため、11日間、マタハリをお休みさせていただきました。

ああ、もう12月なんですね・・・。びっくりします・・・。

この11日間はきっと長いこと忘れられない日々になりそうです。

武田にとって初めての大きな疾患、突然やってきた初めての手術と入院。

それでも手術後はすぐに動き回れて1週間の入院のうちの殆どは病院で規則正しく快適に生活をする武田と、面会に行き病院で毎日4~5時間を共にする私の非日常の日々はなんだか楽しかったです。

日曜日は私はシネマスコーレで「ホドロフスキーの虹泥棒」を観たあと、店でプチだおんのライブを行いました。

月曜日午後に武田の退院に付き添い、火曜日は「この世界の片隅に」を観ました。

昨日は得三でショローCLUB(大友良英不破大輔芳垣安洋 ゲスト・山本精一)のライブを堪能。

ホドロフスキーの虹泥棒」も「この世界の片隅に」も「ショローCLUBのライブ」も、

私たちはいやでも年を取っていく。そこで日々は様々な楽しいことも起こるし悲しいことも起こる。得るものもあれば失うものもある。でも、生きていく。自分の力で溢れんばかりの音を生み出し、食事を生み出し、人との関係を生み出し、生きていく。私たちはこの世界の片隅で。どの映画もライブもそう感じて、生きていることが嬉しくて、泣きました。

退院後のこの4日間も日常生活にシフトしながらゆっくりといい日々を送ることが出来て、今日の夕陽を眺めながらこの特別なお休みが終わるのがちょっと寂しいけれども明日からがんばろうと、そう思いました。

明日から。お待ちしてます!

退院しました!

皆様、ありがとうございます!

武田は今日、無事に退院しました!

今朝撮ったCTスキャンではまだ頭の中に少し血が残っているとのこと。しかしあとは漢方薬「柴苓湯」を服用して様子を見、約2週間後に再度CTを撮り、再発がないか確認するそうです。さらに今後しばらくは再発の有無をかくにんするために数ヶ月に一度、病院に行かなくてはならないようです。

とにかく再発しないように、そして頭を打ったりしないように、これからは気をつけねば、です。そういえば武田のおじいちゃんも、同じ病気を患ったことがあるそうです。そのときも手術をして、それですぐにお仕事に復帰されたそうです。

なんにせよ、武田は朝からすっかりゴキゲンですよ。

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昨日は忙しくて書けなかったのですが、昨夜はマタハリでは「プチだおん」のライブでした。

武田はなんとか外出許可をもらって行きたかったようですがそれも叶わず。それでFacebookのライブ機能を使い、武田だけが観られるように昨夜は配信したのです。正直、音はプツプツと途切れるし、私もいろんな仕事をしながらなのでほぼ固定カメラ状態だし、撮る場所も隅からなので全然ちゃんと撮れません。それでも、あとからいい音質の音源を貰うより、病室にいても今、同時にライブを楽しんでいる感があってすっごくよかったよ、と武田が言ってました。

今朝は病院に行くとそんな話をずっとしてて、途中主治医の先生や薬剤師さん、看護士さんが病室にいらっしゃり、いろんな説明を受け、そしてお昼前には退院することが出来ました。

本当に、本当に、ありがとうございます!!

なお、お店の再開予定は12月2日(金)です。あと数日、お待ちください。

皆さんにお会いできる日を楽しみにしております!!!

多分、今日が最後のお見舞いだろう

朝は「逃げるは恥だが役に立つ」のガッキーをイメージしながら私はゴム手袋を付けて洗面台やキッチンシンク、ガスレンジ、トイレ掃除などを普段よりも念入りに、そして窓ガラスを磨き、床掃除をしました。家の中は光が差し込んで汗ばむほどでした。

お昼に幾つかの用事を済ませ、その後いつものように午後は武田の入院する病院へ。昨日の朝まで、普段より脈拍が速いような気がしていた。毎日の用事はそれほど多くはないものの、「これとこれを必ず済ませて」というミッションが幾つかあり、そしてなるべく早く武田の待ってる病院に行かなくちゃと思っていると、なんだか鼓動が早くなってるような気がしてたのです。朝の風呂に入ってても心臓がバクバクいってるような気がする。いけないな。

でも今朝はやっと、落ち着いた気持ちで午前中を過ごしました。髪を染めて、買い物行ってごはんを作って、掃除して、布団干して、いい朝を堪能しました。

病院へ行って食堂でおやつを食べながら武田とのんびりお喋りをしました。昨日まであった熱も今日は随分下がったようです。夜ご飯は食堂で病院食を食べる武田と一緒に私はコンビニで買った具沢山のミネストローネとサーモンのお寿司のパック。

手術入院した21日。あの日は朝ご飯を食べて脳神経内科のクリニックに行き、そこで総合病院にすぐ行きなさいと言われてそこで診察後すぐ手術、そして入院。私はずっと待ってて、一瞬でも席を外すわけにはいかない感じで食事を取る間もありませんでした。手術後の武田に面会時間ギリギリまで付き添って、帰りにコンビニでサーモンのお寿司パックを買って病院のロビーで食べました。美味しいなあと思ってお茶を飲みながらそれを食べました。そのことを思い出したので今日はおんなじそれを買ったのです。

検査結果が良好なら月曜の昼に退院できるようです。明日は私は店でのライブのため病院には来られないので、もしかしてこうやって武田と病院で過ごすのは今日が最後かもしれない。食後、少し静かになった病院の狭いベッドに私も少し入れてもらって、一緒にマンガを読むのも今日が最後かなあ。それがどんな時間であろうとも、それが終わるというのはすこーしだけ切ない気持ちがするものです。

明日はプチだおんのライブです。

明日は、マタハリではプチだおんのライブです。

現在、武田の入院のため店はお休みしておりますが、明日のライブは予定通り行います。

お食事は出せないけどライブだけなら私1人でも準備出来るし、それに楽しみにされているお客様がいっぱいいるし。

でもそれだけではありません。

私が、そして何より当日そこにいない武田が、そのライブを行いたいからです。

勿論、これまでいろんなライブをマタハリで企画してくれ、そしてこのライブも企画してくれた、やさしくて男気溢れた金田さんも。

プチだおん。

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中尾勘二さん、多田葉子さん、 関島岳郎さん。

武田の大好きなミュージシャンの方々です。

そして、私たちは20代の頃、関島さんと中尾さん、そして故・篠田昌已さんによる「コンポステラ」というバンドが本当に大好きでした。プチだおんはそれぞれのオリジナルの他に、亡くなった篠田さんの楽曲も演奏しています。コンポステラを愛してた人間には感涙モノの演奏です。

それで、私たちはライブ中止を考えるどころか、武田に到っては何度も「日曜日、病院を抜けられないかなあ」と言ってて、昨日も主治医の先生に「具合がいいようなら日曜の夜だけ外出許可をもらってもいいですか?」と聞いてましたが結局許可が下りなかったようです。でもまた今朝の朝イチのメールで「ライブ配信して!わしはそれで聞くから!」と言ってました。

私たち自身がものすごく楽しみにしているライブ、プチだおん。

ぜひぜひ、皆さんにも聞いていただければ、と思っています。まだ多少席に余裕があるので、よろしければメールくださいね。

11月27日(日) 「プチだおん」

多田葉子・ 関島岳郎・ 中尾勘二 

開場17:00 開演18:00

料金3500円(1Drink付)

場所 ロジウラのマタハリ

cafematahari@gmail.com

まで、お名前と人数、ご連絡先を明記の上、どうぞ。

やわらかかったり切なかったりキュッとしたり楽しかったりウルウルしたり。そして生きてることが幸せな気持ちにさせてくれる、そんな音楽です。お待ちしてますね。


なぐり書きのラブレター / プチだおん

 

バッドエンドのルートは、確かにそこにあったのだ。

私は割りと決断が早いほうだ。

そして基本は楽観的である。

なにかがあるたび、自分のことをそう思う。

あとからくよくよしたり後悔することはあまりない方だと思う。

でも、何かが起きてしばらく経つと、「もしかしたらこんな道もあったんだな・・」と思う。自分が今回進まなかった、バッドエンドのルートについてだ。

うちは今年の4月、それまで住んでたところの隣町に引越しをしたのだが、今日は前住んでいた町内の美容院に行ってきた。その帰り道にあるマンションを目にして『そうだな、あのマンションも引っ越し候補のひとつだった。もしあそこなら最寄り駅も日常の生活圏もほぼ変わらなかったな』とぼんやり思った。そしてハッと気付いたのだ。もしも今のマンションに引っ越さなければ、前の家のままだったら、または前の町内のマンションを選択していたら、武田は今、死んでいたかもしれない・・・と。

最初に武田が受診したのは、以前の町内にある市民病院の中の脳外科だった。10月前半、最初はそこでCTスキャンをしてもらったときに異常がないと言われ、二度目の10月末にに再診を願ったとき、「でも、3週間前に大丈夫だったら問題ないと思いますよ。どうしてもと言うなら撮りますけど、緊張性頭痛だと思いますよ」と言われて、武田はCTを撮らずに帰ってきたのだ。私たちがまだあの町内に住んでいたら、その言葉に安心してもう脳外科医に頭痛の理由を求めなかった。私たちは内科に行ったりペインクリニックに行ったりハリに行ったり、または精神科に行くことを選んでいたと思う。しかし、今の町内にある近所の内科の先生に隣市の頭痛外来を紹介されて行ったため、この病気を発見することが出来たのだ。

今日も、昨日も、「もしかしたらそこにあったかもしれない」バッドエンドのルートを見つけては、ああ、と安堵のため息を漏らす。よかった。そっちじゃなくて。

今日は病院に行ってまた武田と院内を散歩した。この病院に来てどこでどう診察を受けたかまったく覚えていないということに武田は今日気が付いたのだ。

「車椅子に乗ったんだよ」と言うと、「車椅子?そんな体験、覚えてないわけがないのに、全然記憶にない。嘘言ってるんじゃないの?」というので、

「嘘じゃないって。着いたけど歩くのがふらふらで、車椅子があったので『乗る?』って聞いたら『乗りたい』っていうから、それに乗せて、診察も採血もCTも全部車椅子移動で行ったんだよ」と私が説明すると、

「そんなことを覚えてないって、もうそれ、ギリギリじゃん。もしかしたらわしって、あと少し遅れたら呼吸止まってたかもしれないよね」

「うん、あと2日ほど遅れたら、朝に呼吸が止まってたってなりかねなかったってお医者さん言ってたよ」

そのルートは確かに私たちのそばにあったのだ。今は、いろんなラッキーからその分岐は越えたのかもしれない。ほっとするしぞっとするよね。

今日の武田は、持ってった羽海野チカのマンガ「3月のライオン」で号泣して、

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そのあと、6時の夜ご飯をもりもり食べました。

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右目の腫れはだいぶ引いてきました。